授業内容・計画(詳細)の情報


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【基本情報】
2018年度 春学期  
授業科目名 ムービークリエイション
曜日 時限 他-1
他-2
他-3
他-4
テーマ Adobe Premiereによるデジタルビデオ編集
キーワード デジタルビデオ ノンリニア編集 Premiere


【授業要旨または授業概要】
デジタルビデオカメラとパソコンで、ぐっと身近になった映像づくり、映像もひとつの表現手法である。現在、TV番組・CM・映画・ゲームなどの制作から編集まで、ほとんどの工程がデジタル化され、デジタル化による制作工程の変化、多チャンネル化、Webによる映像配信の一般化などが進んでいる。そしてムービー作成では日常の生活の中で得たイメージをいかに引き出しとして多くもてるかが、大切である。
伝えたいイメージを撮影前にしっかりと頭の中で構成することや、それを他人に伝えるための表現力も不可欠で、これらは、シナリオや絵コンテ作成などの表現の基礎に繰り返し取り組むことで伸ばすことができる力である。映像作品づくりのノウハウを学習しながら、表現力のあるムービーコンテンツの作成を目指す。
なお、授業を進めるにあたっては、授業前の内容確認と授業後の作成内容のチェックと練習を基本に、習得度を上げていく。

・ガイダンス(4月18日 5時限)において、受講者を決定する。この日に遅刻・欠席した場合は、抽選に参加できない。

・事情によりガイダンスを出席できない場合には、講師 木田(kei2@tokai-u.jp)までメールなどにより、ガイダンス実施前後1週間以内に連絡をください。 
なお、ガイダンス時に抽選を実施した場合には、事後連絡での履修が認められない場合もあります。 
 


【学修の到達目標】
1. ムービー作成の基本的な仕組みと特徴を理解する。【情報リテラシー力】
2. 企画を考え、作品素材を収集し、素材の加工を理解する。【情報リテラシー力、自ら考える力、創造と表現力】
3. ムービー作成のアプリケーションソフトの機能を理解し、実践する。【情報リテラシー力、自ら考える力】
4. ムービー編集手法を学び、オリジナリティーのあるムービーの作成が行える。【情報リテラシー力、自ら考える力、創造と表現力】
上記の到達目標の評価基準については添付資料参照
添付ファイル:ムービークリエイション確認表.pdf

【授業計画】
◆スケジュール
曜日 時限 8月21日(月),22日(火),27日(月),28日(火) 
                (21日,27日 1,2,3,4限、 22日,28日 2,3,4限)

第1 回:ガイダンス
     内容および履修上の注意についての説明を行う。
     映像の企画、演出から撮影・編集までの一連のワークフローについて
     *希望者が多い場合は抽選を行いますので、履修希望者は必ず出席してください。

第2 回:Adobe Premiereの基本の使い方と映像の成り立ち
     Premiereに慣れるために、基本動作を試してみる。
     映像演出手法、映像が与える心理的効果などについて考える。

第3 回:映像企画からシナリオを考える
     企画内容から、シナリオ・絵コンテを考える。

第4 回:タイムラインでの編集と合成 のテクニック
     素材クリップをタイムラインに配置して編集し、静止画やデジカメ写真などの素材と映像の合成を行う。
     Photoshopで合成に使う静止画を加工する。

第5 回:特殊効果と境界演出
     映像の場面転換を演出するビデオトランジションの適用を試す。
     また、さまざまな特殊効果であるエフェクトを映像に施してみる。

第6 回:タイトルの作成とオーディオの編集
     作成したタイトルクリップをタイムラインで合成する。
     音声と映像のかかわりを考え、オーディオを編集する。

第7 回:素材の収集とビデオ編集(ノンリニア編集)(1)
     ビデオ映像をDVカメラ等を用いて収集し、そのビデオ素材をPCに取り込み、ノンリニア編集を行う。

第8 回:ノンリニア編集(2)[素材加工] 

第9 回:ノンリニア編集(3)[素材配置] 

第10 回:ノンリニア編集(4)[サウンドの配置と調整] 

第11 回:ノンリニア編集(5)[特殊効果などで演出]

第12 回:ノンリニア編集(6)[スルーチェック]
     細部考え引き続き、ノンリニア編集を行う。

第13 回:レンダリングと書き出し
     出力する前にシーケンスをレンダリングし確認後、パソコン視聴用にビデオファイルを書き出す。

第14 回:課題制作の完成とまとめ  
     最終的な調整を行い、作品を完成させる。
◆予習・復習
第1 回:ガイダンス
     授業前: シラバスを読んで確認しておく。
     授業後: ガイダンスの内容から、次回以降の授業の準備と予習。

第2 回:Adobe Premiereの基本の使い方と映像の成り立ち
     授業前: 映像のカット割りがどのように行われているか、好きな映像を見てカウントしてみる。
     授業後: 授業で試したPremiereの基本の使い方の練習。

第3 回:映像企画からシナリオを考える
     授業前: 配布した絵コンテのプリントと実際のCMを再度、比較して見てみる。
     授業後: 授業で試したPremiereの基本の使い方の練習。

第4 回:タイムラインでの編集と合成 のテクニック
     授業前: 配布した絵コンテのプリントと実際の映画を再度、比較して見てみる。
     授業後: 授業で作っている「アハムービー」のもう一つのパーツを作ってみる。

第5 回:特殊効果と境界演出
     授業前: 特殊効果が使われている映像を探してみる。
     授業後: 授業で試したエフェクトの使い方の練習。

第6 回:タイトルの作成とオーディオの編集
     授業前: 好きな映画などのタイトルの作りを見てみる。
     授業後: 授業で試したタイトルの作成の練習。

第7 回:素材の収集とビデオ編集(ノンリニア編集)(1)
     授業前後: 課題制作のテーマとコンセプトを考え、素材を集める。

第8 回:ノンリニア編集(2)[素材加工] 
     授業前後: 課題制作のムービー内容を考え、素材を必要に応じて加工する。

第9 回:ノンリニア編集(3)[素材配置] 
     授業前後: 考えたムービー構成で、素材を順番にならべて再生して見てみる。

第10 回:ノンリニア編集(4)[サウンドの配置と調整] 
     授業前後: 作成するムービーで使用するBGMなどのサウンドを用意する。

第11 回:ノンリニア編集(5)[特殊効果などで演出]
     授業前後: 作成するムービーに、必要な特殊効果などの演出を考える。

第12 回:ノンリニア編集(6)[スルーチェック]
     授業前後: 編集してきた内容を再生して、構成やタイミングなどの改善点を考える。

第13 回:レンダリングと書き出し
     授業前後: ムービーの書き出しには時間がかかるので、一度書き出して見てみる。

第14 回:課題制作の完成とまとめ  
     授業前後: 書き出したムービーを何回か繰り返して見て、細かいタイミングのズレなどがないか確認する。
◆集中授業の期間
2018年8月21日から2018年8月28日まで (2018年8月21日,22日,27日,28日)

【履修上の注意点】
・授業内容に即した課題やレポートの作成を課す。

【成績評価の基準および方法】
出席,授業態度:30%、課題作品の企画内容:10%、完成課題作品:60%の内容評価で行う。課題で作成するムービーの評価が一番大きい。
規定により、成績発表前に、担当教員に対して点数や成績を問い合わせても回答できない。


【教科書・参考書】
区分 書名 著者名 発行元 定価
参考文献 Adobe Premiere Pro CC実践講座 (速読・速解シリーズ)   ムック 2700 円
参考文献 Adobe Premiere Pro2.0 HDV編集実践講座   玄光社 2592 円
参考文献 ムービークリエイション   東海大学出版会 1620 円
参考文献 モノヅクリノカタチ   東海大学出版会 1620 円


【その他の教材】
資料等は、適宜プリント(もしくは電子ファイル)を配布する。


【担当教員への連絡方法】
質問は、授業時および下記の電子メールアドレスで受け付ける。
 kei2@tokai-u.jp 木田
メール本文先頭に,学生証番号・氏名・授業名を明記すること。

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