授業内容・計画(詳細)の情報


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【基本情報】
2018年度 春学期  
授業科目名 ビジネスデータベース
曜日 時限 水-4
テーマ ビジネスシーンにおけるデータベースの利用・活用
キーワード データベース 正規化 戦略的情報活用


【授業要旨または授業概要】
 
 ビジネスでのコンピュータ活用においては、オフィスアプリケーションの利用が核となっている。オフィスアプリケーションとは、ワードプロセッサ(文書処理)、表計算(集計・分析・グラフ作成)、プレゼンテーション(情報伝達)、データベース(情報の蓄積)を代表とする、ビジネス上で活用されるアプリケーション群を指す。これらオフィスアプリケーションは大学における学習の中でも使用されるが、大学生活における利用とビジネスでの利用とでは、使用する機能や使用に対する目的、考え方などで異なる部分が多い。

 本科目は、これらビジネス上のオフィスアプリケーション利用の内、データベースを用いたデータの蓄積と情報の抽出、簡易データベースアプリケーションの作成について、実習を交えて講義を行う。学習においては、データベースに関する概念の理解から学習を始め、データベースの基本的な操作方法、データベースの基本的な設計方法(3層スキーマ設計や正規化など)、マクロ・VBA・SQLを用いた簡易のデータベースアプリケーション構築などの内容が含まれる。

 なお、操作技術についてはサーティファイデータベース処理技能認定試験に対応した内容を行う。ビジネス利用における考え方や基礎的利用方法から応用的利用方法までを実習を通して学習していく科目であり、過去問演習のみを行うような試験対策講座ではない。


【学修の到達目標】
◆授業で育成する力・スキル
 全学共通:成し遂げ力
 情報教育センター:情報リテラシー力

◆学修の到達目標
 1.データベースにおける設計の重要性を理解している
 2.正規化ができる
 3.ビュー表の設計ができる
 4.小規模なデータベースを設計して作成できる
 5.データを用いた経営戦略策定支援について理解している

【授業計画】
◆スケジュール
※シラバスは予め印刷して持参、またはPDFを自身所有のPCやスマートフォンにダウンロードして、初回授業に参加すること。

第1回 ガイダンス、教科書と問題集の購入方法、データベースにおける設計の重要性
第2回 データベースの目的、リレーショナルデータベースの仕組み
第3回 Accessの基本操作(1) データベースファイルの作成、テーブル
第4回 Accessの基本操作(2) クエリ、フォーム、レポート
第5回 主キー、正規化、リレーションシップ
第6回 データ操作
第7回 データベース設計実習(1)
第8回 Accessによるデータベース作成実習(1)
第9回 Accessによるデータベース作成実習(2)
第10回 Accessの基本操作(3) マクロ
第11回 データベース設計実習(2)
第12回 データベース設計実習(3)
第13回 戦略的情報活用
第14回 実践力確認試験及びまとめ 
◆予習・復習
第1回
 事前学習:シラバスの確認(1時間)、サーティファイ「Accessデータベース技能認定試験の内容調査(1時間)
 事後学習:データベースにおける設計の重要性に関するレポート(2時間)
第2回
 事前学習:なし
 事後学習:授業内容の復習及び授業内容を整理したレポートの提出(4時間)
第3回
 事前学習:なし
 事後学習:教科書の練習問題から指定した問題の実施(4時間)
第4回
 事前学習:なし
 事後学習:教科書の練習問題から指定した問題の実施(4時間)
第5回
 事前学習:なし
 事後学習:授業内容の復習及び授業内容を整理したレポートの提出(4時間)
第6回
 事前学習:なし
 事後学習:授業内容の復習及び授業内容を整理したレポートの提出(4時間)
第7回
 事前学習:なし
 事後学習:データベース設計実習課題(4時間)
第8回
 事前学習:なし
 事後学習:教科書の練習問題から指定した問題の実施(4時間)
第9回
 事前学習:なし
 事後学習:教科書の練習問題から指定した問題の実施(4時間)
第10回
 事前学習:なし
 事後学習:教科書の練習問題から指定した問題の実施(4時間)
第11回
 事前学習:データベース設計方法の復習(1時間)
 事後学習:第12回と合わせて課題を課す
第12回
 事前学習:データベース設計方法の復習(1時間)
 事後学習:課題のデータベースを作成して提出(6時間)
第13回
 事前学習:なし
 事後学習:授業内容の復習及び授業内容を整理したレポートの提出(4時間)
第14回
 事前学習:問題集中の指定問題の実施(2時間)
 事後学習:実践力確認試験の自己採点および未完了事項の実施(2時間)
◆集中授業の期間
 

【履修上の注意点】
 先週条件はないが、「ICT入門」「ビジネス表計算」「ビジネスIT入門」を履修済みか同等の知識を有することが望ましい。

 初回ガイダンス参加者以外は履修を認めない。
 事情によりガイダンスを欠席する場合には、事前に連絡をすること。
 ガイダンス実施日以降の連絡による履修は一切認めないので注意すること。
 履修希望者が多い場合は、初回ガイダンス時に抽選を行う。

 指定の教科書と問題集の購入が履修の条件となる。

【成績評価の基準および方法】
 学則および学修に関する規則に則り2/3以上の出席が成績評価の対象となる。
 大学が認める欠席の場合には欠席届けを提出すること。それ以外の欠席理由は考慮しない。

 成績は、下記の比率で評価する。 
 1.授業時間内に行う実習や授業外課題の提出(60%)
 2.実践力確認試験の結果(40%)

 合計60%以上で単位を付与する。
 ただし、課題が全て合格であっても実践力確認試験に参加しなかった場合には単位を付与 しない。


【教科書・参考書】
区分 書名 著者名 発行元 定価
教科書 ガイダンス日に購入方法を含め紹介する      


【その他の教材】
教科書、問題集付録のCD-ROMを使用する。


【担当教員への連絡方法】
欠席連絡や質問などは電子メールで受け付ける。
なお、即日の返信はできない場合があるため、時間に余裕を持って連絡をすること。

アドレス:sirasawa@tokai-u.jp
件名:ビジネスデータベース

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