授業内容・計画（詳細）の情報

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【基本情報】

2018年度	春学期

授業科目名	プログラミング基礎Ｂ

曜日　時限	水-2

テーマ	オブジェクト指向プログラミング

キーワード	プログラミング	オブジェクト指向	Java

【授業要旨または授業概要】

　本科目では、インターネットにおいて主力のプログラミング言語となっているJavaを取
り上げ、プログラミングの基礎を学びます。初心者でも簡単なプログラムを書けるように
し、Javaによるアプリケーションの基本的な開発手法を取得することを目的としています。

　授業の内容として、Javaの開発ツールJDKの使い方から、Javaの基本的なデータ型、反復と分岐など制御文、算術・論理演算子などJava言語の文法を学びます。そして、Javaの基本的な文法の応用技術を取得します。同時に、授業中に「サンJava認定資格」のSJC-
P（Sun認定 Javaプログラマ）試験に対応課題を取り上げ、学習者のJavaに関する基本的な技術力アップを目指しています。

　本科目において、授業の内容について理解を深めるため、各単元でプログラムのサンプ
ルを提供します。同時に、演習課題を実施し、プログラミングに関わる知識・技術を実践
的に習得していきます。本科目では中間プロジェクトと最終プロジェクトを取り入れ、グ
ループで又は単独で、Javaを利用して、身近くにあるおみくじゲームなどのような簡単な
アプリケーションを設計・開発を実践します。

【学修の到達目標】

◆授業で育成する力スキル
「自ら考える力」
「成し遂げ力」
「情報処理力（論理力、問題解決力、ソフトウェア開発力）」

◆学修の到達目標
１．開発環境JDKでの基本操作ができる【成し遂げ力】
２．Javaプログラミングの基本を理解できる【情報処理力】
３．比較・判断するプログラムを理解できる【自ら考える力、成し遂げ力】
４．繰り返しのプログラムを理解できる【自ら考える力、成し遂げ力】
５．配列による複数データの扱いを理解できる【情報処理力、成し遂げ力】
６．メソッドを理解できる【情報処理力、自ら考える力】

添付ファイル：「プログラミング基礎」成績評価基準.xlsx

【授業計画】

◆スケジュール

第１回：ガイダンス、授業用データ保存領域の整備

第２回：Javaの基礎、ソースコードの書き方、リテラル

第３回：変数

第４回：式と演算子

第５回：制御文：分岐処理、コマンドラインからデータを入力してみる

第６回：制御文：分岐処理応用

第７回：制御文：繰り返し処理（while）

第８回：制御文：繰り返し処理（for）

第９回：キーボードからデータを入力してみる

第１０回：総合練習（数当てのゲームを作ってみる）

第１１回：配列

第１２回：配列の応用

第１３回：メソッドを使ってみる

第１４回：メソッドを作ってみる

第１５回：実力判定テスト（定期試験）

各回授業後に課題を課します、授業時間外実施して次回授業まで提出してもらいます。
（授業外の予習復習には４時間以上の時間を要します。）

◆予習・復習

第１回：ガイダンス、授業用データ保存領域の整備
事前学習：シラバスを確認する。
事後学習：授業支援システムの操作を再確認しておく。

第２回：Javaの基礎、ソースコードの書き方、リテラル
事前学習：プログラミングの必要性について考えてみる。
事後学習：プログラミング環境の利用方法を再確認し、プログラムの作成手順を復習する。

第３回：変数
事前学習：変数の考え方について調べておく。
事後学習：変数の種類とキーワード、表示命令の使い方を復習する。

第４回：式と演算子
事前学習：数学の記号と演算子の役割の違いを確認する。
事後学習：演算子の種類と組み合わせを記憶する。

第５回：制御文：分岐処理、コマンドラインからデータを入力してみる
事前学習：値の大きさの判定方法を考えてみる。
事後学習：条件式の書き方、処理の流れの組み合わせを再確認する。

第６回：制御文：分岐処理応用
事前学習：値の大きさに応じ多区分の作り方を考えてみる。
事後学習：複数のケースを処理する条件式の書き方、処理の流れの組み合わせを再確認する。

第７回：制御文：繰り返し処理（while）
事前学習：繰り返しの流れを調べておく。
事後学習：while文でのカウントの仕方を再確認する。

第８回：制御文：繰り返し処理（for）
事前学習：繰り返し処理に変化するデータを調べておく。
事後学習：for文の流れを再確認する。

第９回：キーボードからデータを入力してみる
事前学習：アプリの入出力するデータの種類とタイミングを調べておく。
事後学習：データ入力処理の流れを再確認する。

第１０回：総合練習（数当てのゲームを作ってみる）
事前学習：ここまで学習した基本的な命令の応用事例を調べておく。
事後学習：基本命令をアプリに組み込む時の考え方を再確認する。

第１１回：配列
事前学習：変数と配列の違いを調べておく。
事後学習：配列の添字の範囲を再確認する。

第１２回：配列の応用
事前学習：2 次元配列の要素の並び方を調べる。
事後学習：繰り返し文での配列の処理について再確認する。

第１３回：メソッドを使ってみる
事前学習：メソッドの必要性について考えてみる。
事後学習：引数および戻り値の利用方法を再確認する。

第１４回：メソッドを作ってみる
事前学習：身近にある事象を処理する時に必要となるメソッドの形について考えてみる。
事後学習：引数および戻り値の記述方法を再確認する。

◆集中授業の期間

【履修上の注意点】

「プログラミング入門」の後続科目であるが、先修条件はない。
「ICT 入門」を履修済みであることが望ましい。

・授業内容に即した課題やレポートの作成を課す。
・履修希望者が多い場合は、初回ガイダンス時に抽選を行う。

【成績評価の基準および方法】

成績は次の比率で評価する。
・実力判定テスト：90%，課題：10%
・総合点を100 点満点として，90 点以上でS, 80 点以上でA，70 点以上でB，60 点以上でC，60 点未満をE とする。

ただし，
・出席回数が授業回数の2/3 に満たない場合は成績評価の対象としない。
・実力判定テストを未受験の場合は成績評価の対象としない。

規定により、成績発表前（授業期間終了後や定期試験終了後）に、担当教員に対して点数や成績を問い合わせても回答できない。

【教科書・参考書】

区分	書名	著者名	発行元	定価
参考書	やさしいJava	高橋麻奈	ソフトバンククリエイティブ	2,730
参考書	基礎からのJava	宮本信二	ソフトバンククリエイティブ	2,730

【その他の教材】

【担当教員への連絡方法】

連絡先：zhanggz@tokai-u.jp 

メールで連絡する場合は、 メールの【本文】に以下の項目を明記してください。
  自分の名前、学番
  受ける授業の　科目名・曜日・時限
  要件

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