授業内容・計画(詳細)の情報


ページを読み終えましたら、ブラウザを終了させてください。

【基本情報】
2018年度 春学期  
授業科目名 データベース
曜日 時限 火-1
テーマ データベースの基礎から応用を実践的に学習習得することを目的とする
キーワード データベース論理設計 データベースの実装方法(SQL) データベースアプリケーション


【授業要旨または授業概要】
 
データベースの実践的な利用活用について学びます。使用するデータベースはMySQL(MariaDB)です。
本講義のカリキュラムは大きくは下記4部にて構成されます。
(1)データベースとは
 データベースの歴史、種類、インターネット、業務システム等にて如何にデータベースが利用されているのかを学習します。MySQLの歴史変遷について学習します。
データベースがないと最近話題のインターネット技術(SNS,AI等)が動かなくなるかを学習します。

(2)データベースの設計
 eclipseを使用し、ER図作成を演習しながら学習します。情報センターPCに導入されているeclipseにER作成プラグインであるERMasterをインストールする。
 実際にER図を作成し、DBへ実装できるSQL文を出力出来るようにします。SQL文の基礎を学習します。
実習を通じてデータベース設計の基礎を体験から学びます。
 
(3)データベースの実装
 クラウド上に実装してあるデータベースに対し実際に動かしながら学習します。
 SQL(DDL)の内容を学び、データベースの実装を行います。実装したデータベースに対しSQL(DML)を使用しデータの入力・出力を演習しながら学びます。 
SQLの操作はWEB上のSQL操作ツール(MySQLAdmin)の操作方法を習得します。

(4)実践WEBデータベースアプリケーション
 クラウドに用意したWEB開発環境において実際にデーターベースを使用したWEBアプリケーションを演習を通して学習します。
 WEBアプリケーション言語はPHPを使用します。PHP言語の基礎から準応用までを簡単にレクチャーします。自己学習にて習得が求められます。

 


【学修の到達目標】
◆授業で育成する力・スキル 
  全学共通:自ら考える力
  センター:情報リテラシー力
 ◆学習の到達目標
  1.データベースに関する歴史、変遷とう基礎知識を身につける。
  2.情報社会におけるデータベースの役割を理解する。
  3.データベース設計方法理論(概要)を理解する。
  4.データベースの実装方法を習得する。
  5.データベースのSQLによる操作方法を習得する。
  6.アプリケーションからデータベースを操作する方法を習得する。

【授業計画】
◆スケジュール
 第1回  ガイダンス
 第2回  MySQLとeclipse設定等環境構築
 第3回  データベース設計1(論理設計概要)
 第4回  データベース設計2(実践設計)
 第5回  データベース設計3(演習:課題提出)
 第6回  データベース実装1
 第7回  データベース実装2(演習:課題提出)
 第8回  SQL操作1
 第9回  SQL操作2
 第10回 SQL操作3(演習:課題提出)
 第11回 WEBアプリケーション1
 第12回 WEBアプリケーション2
 第13回 WEBアプリケーション3(演習:課題提出)
 第14回 データベース開発総括
◆予習・復習
 第1回  ガイダンス
  事前学習:シラバスを確認する。
  事後学習:授業を選択しDBについて学ぶ覚悟をする。
  
 第2回  MySQLとeclipse設定等環境構築
  事前学習:共用PCのeclipseを触って見る(起動でもよい)
  事後学習:授業でやった設定を完了させる
  
 第3回  データベース設計1(論理設計概要)
  事前学習:データベース設計についてネットで検索してみる
  事後学習:データベース設計について基礎事項をまとめる
  
 第4回  データベース設計2(実践設計)
  事前学習:身近な物でDBで動いている物を考えて見る
  事後学習:演習課題を行う
  
 第5回  データベース設計3(演習:課題提出)
  事前学習:エクセルを使った事があればシートをDBのテーブルたとえフィールドを考えてみる
  事後学習:出された課題をレポートとして提出する
  
 第6回  データベース実装1
  事前学習:SQLという言葉をネットで調べる
  事後学習:phpMyAdminの操作を復習
  
 第7回  データベース実装2(演習:課題提出)
  事前学習:先週の実装内容を確認する
  事後学習:出された課題をレポートとして提出する
  
 第8回  SQL操作1
  事前学習:select文をネットで調べる
  事後学習:課題を行いSQLの理解を深める
  
 第9回  SQL操作2
  事前学習:insert文についてネットで調べる
  事後学習:課題を行いSQLの理解を深める
  
 第10回 SQL操作3(演習:課題提出)
  事前学習:SQLについて学んだ事を整理しておく
  事後学習:出された課題をレポートとして提出する
  
 第11回 WEBアプリケーション1
  事前学習:PHP言語についてネットで調べる
  事後学習:演習を行い理解をPHPへの深める
  
 第12回 WEBアプリケーション2
  事前学習:PHPとMySQLをネットで調べる
  事後学習:課題を行いPHPからのDBアクセスを復習する
  
 第13回 WEBアプリケーション3(演習:課題提出)
  事前学習:PHPとSQLの関係についてネットで調べる
  事後学習:出された課題をレポートとして提出する
  
 第14回 データベース開発総括(レポート提出)
  事前学習:データベースについて学んだ事を整理しておく
  事後学習:総合演習課題に取り組む
◆集中授業の期間
 

【履修上の注意点】
先修条件はない。
★「ICT入門」を履修済みであることが望ましい。
★「プログラミング基礎A」または「プログラミング基礎B」および「WEBクリエイション基 礎」単位取得済みと同程度の知識とプログラミング経験があることを前提として授業を 進める。
★将来、WEB業界、IT業界、コンピュータを使用する会社、部署への就職を考えている学生

★初回ガイダンス参加者以外は履修を認めない。事情によりガイダンスを欠席する場合に は、事前に連絡をすること。
★履修希望者が多い場合は、初回ガイダンス時に抽選を行う

【成績評価の基準および方法】
成績は次の比率で評価する。
 演習:課題1−4:80%,最終レポート:20%%
 総合点を100 点満点として,90 点以上でS, 80 点以上でA,70 点以上でB,60 点以上でC,60 点未満をE とする。
 ただし,出席回数が授業回数の2/3 に満たない場合は成績評価の対象としない。

 規定により、成績発表前(授業期間終了後や定期試験終了後)に、担当教員に対して点数や成績を問い合わせても回
 答できない。


【教科書・参考書】
区分 書名 著者名 発行元 定価
参考書 いきなりはじめるPHPワクワクどきどきの入門 谷藤賢一 リックテレコム 1944
参考書 すっきりわかるSQL入門 中山 清喬・飯田 理恵子 インプレス 2800


【その他の教材】
 


【担当教員への連絡方法】
氏名 山口良二
メールアドレス : rymg@futurebase.co.jp

PAGE TOP