授業内容・計画(詳細)の情報


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【基本情報】
2018年度 春学期  
授業科目名 マルチメディアコンピューティング
曜日 時限 木-4
テーマ コンピュータによる印刷・出版
キーワード DTP (DeskTop Publishing) ページレイアウト 電子書籍(PDF、EPUB)


【授業要旨または授業概要】
新聞、雑誌、カタログ、ポスターなどの印刷物は、現在ではほとんどがコンピュータで作られ、印刷・出版されている。文字、イラスト、写真などの要素を配置し、紙面を構成する組版、印刷・出版する一連の作業はDTP(DeskTopPublishing)と呼ばれている。このDTPによって作成されたファイルは、印刷物の作成はもちろん、PDFやEPUB方式の電子書籍、HTMLファイルにも出力することができ、ネットワークを介した情報発信ができる。
この授業は、ペイント系ソフトウェア(Photoshop)、ドロー系ソフトウェア(Illustrator)を用いてイラスト、写真などの素材を加工・編集し、DTPソフトウェア(InDesign)を用いてPDFファイル、電子書籍などを作成する知識や技術を学ぶ。さらに、これらの知識や技術を自らの小冊子や情報デザイン(インフォグラフィックス)へ応用することによって、創造力や表現力を習得する。この授業で育成する力、スキルは「自ら考える力」、「情報リテラシー力(情報技術の基礎力)」および「情報発信するための創造力・表現力」である。
 


【学修の到達目標】
①ディジタル画像の基礎知識について理解する。[情報リテラシー力]
②ペイント系ソフトウェア、ドロー系ソフトウェアおよびDTPソフトウェアを理解し、操作できる。[情報リテラシー力]
③電子書籍による情報発信の考え方や表現を習得する。[自ら考える力][情報発信するための創造力・表現力]
上記の学習内容および評価基準の詳細については、別紙「成績評価基準」参照。
添付ファイル:成績評価基準DigitalPbl2018.pdf

【授業計画】
◆スケジュール
第1回 ガイダンス。DTPについて概説。全体の課題の説明。
第2回 DTPの基礎:印刷の種類、作業工程、ページレイアウトなどの説明。
第3回 DTPデザイン:小冊子の中に配置するインフォグラフィックス(情報をわかりやすく視覚表現する)。
第4回 インフォグラフィックスの制作。ピクトグラムやグラフなどを使った表現の練習。
第5回 インフォグラフィックスの制作
第6回 インフォグラフィックスの制作・出力
第7回 作品の発表会(相互評価・講評・表彰)。授業全体のまとめ。小冊子課題1〜3の説明。
第8回 DTPソフト(基本操作1)ページレイアウトについて説明。
第9回 DTPソフト(基本操作2)。
第10回 小冊子の制作1:マスターページの作成。
第11回 小冊子の制作2:文字の配置。
第12回 小冊子の制作3:画像の配置、リンク、出力など。
第13回 EPubへの出力。webやスマホでの配信。
第14回 作品の発表会(相互評価・講評・表彰)。授業全体のまとめ。
◆予習・復習
■第1回 ガイダンス。DTPについて概説。全体の課題の説明。
事前学習:シラバスを確認すること。
事後学習:講義を復習し、課題について情報を収集し、方向性(デザインコンセプト)を考えておく。
■第2回 DTPの基礎:印刷の種類、作業工程、ページレイアウトなどの説明。
事前学習:事前に配布する「第2回配布教材」を予習しておく。
事後学習: 講義を復習し、課題について情報を収集し、方向性(デザインコンセプト)を考えておく。
■第3回 DTPデザイン:小冊子の中に配置するインフォグラフィックス(情報をわかりやすく視覚表現)について説明。インフォグラフィックス課題1〜3の説明
事前学習:事前に配布する「第3回配布教材」を予習しておく。
事後学習:インフォグラフィックス課題1「インフォグラフィックスの企画」を授業支援システムで提出しておく。
■第4回 インフォグラフィックスの制作。ピクトグラムやグラフなどを使った表現の練習。
事前学習:事前に配布する「第4回配布教材」を予習しておく。
事後学習:インフォグラフィックス課題2「インフォグラフィックスの練習」完成させ、を授業支援システムで提出しておく。
■第5回 インフォグラフィックスの制作
事前学習:事前に配布する「第5回配布教材」を予習しておく。
事後学習:インフォグラフィックス課題3「インフォグラフィックスのデザイン」を進めておく。
■第6回 インフォグラフィックスの制作・出力
事前学習:事前に配布する「第6回配布教材」を予習しておく。
事後学習:インフォグラフィックス課題3「インフォグラフィックスのデザイン」を完成させ、を授業支援システムで提出しておく。
■第7回 作品の発表会(相互評価・講評・表彰)。授業全体のまとめ。小冊子課題1〜3の説明。
事前学習:事前に配布する「第7回配布教材」を予習しておく。
事後学習:小冊子課題1「小冊子の企画」をすすめておく。
■第8回 DTPソフト(基本操作1)ページレイアウトについて説明。
事前学習:事前に配布する「第8回配布教材」を予習しておく。
事後学習:小冊子課題1「小冊子の企画」を授業支援システムで提出しておく。
■第9回 DTPソフト(基本操作2)
事前学習:事前に配布する「第9回配布教材」を予習しておく。
事後学習: 小冊子課題2「小冊子の練習」を授業支援システムで提出しておく。
■第10回 小冊子の制作1:マスターページの作成
事前学習:事前に配布する「第10回配布教材」を予習しておく。
事後学習:授業中にできなかったところを完成させ、次週の質問事項を列挙しておく。
■第11回 小冊子の制作2:文字の配置
事前学習:事前に配布する「第11回配布教材」を予習しておく。
事後学習:授業中にできなかったところを完成させ、次週の質問事項を列挙しておく。
■第12回 小冊子の制作3:画像の配置、リンク、出力など
事前学習:事前に配布する「第12回配布教材」を予習しておく。
事後学習: 小冊子課題3「小冊子の出力」を進めておく。
■第13回 EPubへの出力。webやスマホでの配信 
事前学習:事前に配布する「第13回配布教材」を予習しておく。
事後学習:小冊子課題3「小冊子の出力」を授業支援システムで提出しておく。
■第14回 作品の発表会(相互評価・講評・表彰)。授業全体のまとめ。
事後学習:発表会の相互評価・講評を参考に自分が制作した作品を見直す。この授業の目標、学んだ知識・技術、応用分野などを考える。
◆集中授業の期間
 

【履修上の注意点】
先修条件はありませんが、授業「デジタル・イメージング」の履修者を前提とした授業です。定員オーバーの場合は初回ガイダンスでPhotoshopやIllustratorの実技試験で選抜します(遅れてきた学生は次週の選抜)。
履修者の授業内容の理解度・到達度によって、スケジュールが変わることがあります。
定員オーバーの場合は初回ガイダンスで抽選(遅れてきた学生は次週の抽選)。
データ保存のために、外部メモリ(USBメモリなど)を用意すること。


【成績評価の基準および方法】
成績評価は、授業内課題(合計100%)で評価します。 
課題の評価基準の詳細については、別紙「成績評価基準」参照。
ただし、2/3以上の出席がない場合には成績評価の対象としません。
到達度90%以上でS,80%以上でA、70%以上でB、60%以上でC、60%未満をEとします。


【教科書・参考書】
区分 書名 著者名 発行元 定価
参考書 ICT入門 東海大学 技術支援課 780円


【その他の教材】
DTPの解説、ソフトの操作などを記した教材(PDF)を授業支援システムで毎週配布します。ファイルの数が多いので、USBメモリなどに整理・保存してください。


【担当教員への連絡方法】
電子メールで受け付けます。アドレス:mhirokawa@tokai-u.jp
メールには【件名】に「講義名」「質問内容の要旨」,【本文】に質問者の「学番」「氏
名」「質問内容」を記載してください。

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