授業内容・計画(詳細)の情報


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【基本情報】
2018年度 春学期  
授業科目名 サイバープレゼンテーション
曜日 時限 木-2
テーマ プレゼンテーションの体験
キーワード プレゼンテーション 効果的情報表現 情報デリバリー


【授業要旨または授業概要】
 
 ビジネスでのコンピュータ活用においては、オフィスアプリケーションの利用が核となっている。オフィスアプリケーションとは、ワードプロセッサ(情報の編集・配置、スライドショー)、表計算(集計・分析・グラフ作成)、プレゼンテーション(情報伝達)、データベース(情報の蓄積)を代表とする、ビジネス上で活用されるアプリケーション群を指す。これらオフィスアプリケーションは大学における学習の中でも使用されるが、大学生活における利用とビジネスでの利用とでは、使用する機能や使用に対する目的、考え方などで異なる部分が多い。
 本講義は、これらビジネス上のオフィスアプリケーション利用の内、プレゼンテーションソフトを用いた情報伝達について、実習を交えて講義を行う。学習においては、スライドの作成、テキストおよびビジュアル要素の利用、プレゼンテーション実践などの内容が含まれる。
 なお、操作技術についてはプレゼンテーション技能認定試験に対応した内容を中心に実用性の高い機能の学習を行う。また、ソフトウエアの操作実習に加え、効果的なプレゼンテーション、特に説得のコミュニケーションのあり方をプレゼンテーション実習(体験)を通して学習していく科目である。


【学修の到達目標】
◆授業で育成する力スキル
全学共通:自ら考える力
センター:創造と表現力

◆学修の到達目標
本授業では「プレゼンテーションの体験」を第一の目標におき、その体験を通し、以下のような具体的到達目標を設定する。
[1]プレゼンテーションに必要なソフトウエアの基本操作を習得する【創造と表現力】
[2]説得のコミュニケーションの習得【創造と表現力】【自ら考える力】
[3]企画立案能力と、企画内容の実施能力を育成する【自ら考える力】
[4]相手に情報を効果的に伝える情報デリバリー能力を育成する【創造と表現力】
[5]個別指導における積極的にディスカッションする姿勢【自ら考える力】
添付ファイル:ビジネスプレゼンテーション評価基準.pdf

【授業計画】
◆スケジュール
◆スケジュール
授業スケジュールは、履修人数により多少の変更が生じる場合がある。以下は、15名履修を想定したスケジュールである。

※授業初回のガイダンスで履修者の決定や授業参加における重要事項の説明を行うので履修希望者は必ず出席すること。やむを得ない事情により欠席する場合は、事前に情報教育センター日向寺(sachiko.hyugaji@gmail.com)まで連絡をすること。ガイダンス後の欠席連絡については一切考慮しないので十分注意すること。

第01回 ガイダンス、プレゼンテーションとは
第02回 プレゼンテーションの企画、PowerPoint演習(1)
第03回 情報デリバリーフィジカル要素、自己紹介スピーチ、PowerPoint演習(2)
第04回 情報デリバリービジュアル要素
第05回 中間プレゼンテーション
第06回 最終プレゼンテーション準備(1)論理チェック
第07回 最終プレゼンテーション準備(2)根拠の有効性
第08回 最終プレゼンテーション準備(3)ビジュアル効果
第09回 最終プレゼンテーション準備(4)全体の構成
第10回 最終プレゼンテーションリハーサル
第11回 最終プレゼンテーション(1)
第12回 最終プレゼンテーション(2)
第13回 最終プレゼンテーション(3)
第14回 最終プレゼンテーションの振り返り、まとめ
◆予習・復習
◆予習・復習
【第01回 ガイダンス、プレゼンテーションとは】
事前学習:シラバスを確認する。
事後学習:「説得のコミュニケーション」に必要なスキルを整理する。

【第02回 プレゼンテーションの企画、PowerPoint演習(1)】
事前学習:発表テーマの候補をいくつか用意する。
事後学習:自己紹介スピーチの準備をする。企画メモを完成させる。

【第03回 情報デリバリーフィジカル要素、自己紹介スピーチ、PowerPoint演習(2)】
事前学習:自己紹介スピーチのリハーサルを行う。
事後学習:自己紹介スピーチに対する評価を見て自分のスピーチを振り返る。

【第04回 情報デリバリービジュアル要素】
事前学習:
 ①中間プレゼンテーションのテーマに沿った企画メモの作成、情報の収集を行う。
 ②最終プレゼンテーションに必要となる情報を企画メモに従って収集する。
事後学習:フィジカル要素・ビジュアル要素を意識した中間プレゼンテーションの準備。

【第05回 中間プレゼンテーション】
事前学習:
 ①中間プレゼンテーションのリハーサルを行う。
 ②最終プレゼンテーションに必要となる情報を企画メモに従って収集する。
事後学習:
 ①中間プレゼンテーションに対する評価を見て自分のプレゼンテーションを振り返る。
 ②最終プレゼンテーションの発表テーマに沿った情報の収集と情報のデジタル化を行う。

【第06回 最終プレゼンテーション準備(1)論理チェック】
事前学習:最終プレゼンテーション用に収集したデータをデジタル化し、プレゼンテーションの全体の流れが分かるようにPowerPointのファイルに配置する。
事後学習:授業内のディスカッションを参考に、プレゼンテーションにおける主張に論理的な問題点がないか精査する。

【第07回 最終プレゼンテーション準備(2)根拠の有効性】
事前学習:論理チェックの結果を反映してPowerPointのファイルを修正する。
事後学習:授業内のディスカッションを参考に、主張を裏付ける根拠の有効性を見直す。

【第08回 最終プレゼンテーション準備(3)ビジュアル効果】
事前学習:根拠チェックの結果を反映してPowerPointのファイルを修正する。
事後学習:
 ①授業内のディスカッションを参考に、PowerPointファイル中のビジュアル要素の効果を検証する。
 ②最終プレゼンテーションの事前資料として要旨を作成する。

【第09回 最終プレゼンテーション準備(4)全体の構成】
事前学習:ビジュアル効果の検証結果を反映してPowerPointのファイルを修正する。
事後学習:授業内のディスカッションを参考に、最終プレゼンテーション全体の構成を見直す。

【第10回 最終プレゼンテーションリハーサル】
事前学習:最終プレゼンテーションで話す内容を準備する。
事後学習:繰り返しリハーサルを実施する。

【第11回 最終プレゼンテーション(1)】
事前学習:最終プレゼンテーションで必要となる提出物の最終チェックを行う。
事後学習:発表者(発表した場合は「自分」)のプレゼンテーションを、良い点、改善できる点、など具体的に振り返る。

【第12回 最終プレゼンテーション(2)】
事前学習:各発表者の要旨を確認し質問を用意する。
事後学習:発表者(発表した場合は「自分」)のプレゼンテーションを、良い点、改善できる点、など具体的に振り返る。

【第13回 最終プレゼンテーション(3)】
事前学習:各発表者の要旨を確認し質問を用意する。
事後学習:発表者(発表した場合は「自分」)のプレゼンテーションを、良い点、改善できる点、など具体的に振り返る。

【第14回 最終プレゼンテーションの振り返り、まとめ】
事前学習:発表者全員のプレゼンテーションの振り返りを見直す。
事後学習:全体振り返りの内容をふまえて、自分のプレゼンテーションの改善をはかる。
◆集中授業の期間
 

【履修上の注意点】
●先修条件
先修条件はない。

●履修のポイント、留意事項
(1) 個々に設定したテーマに沿ってコンピュータ実習を実施する。
(2) 授業内容に応じて授業内課題・授業外課題を適宜課す。
(3) 成績評価の基準はシラバス詳細を参照のこと。
(4) 教科書や問題集の指定がある場合には購入することが履修の条件となる。
(5) タイピング・日本語入力・漢字変換などは空き時間を利用して積極的に練習を行うこと。
(6) 個々のテーマに応じた個別指導があるため、積極的な参加姿勢が求められる。

【成績評価の基準および方法】
授業・実習・ディスカッションへの参加姿勢(30%)、企画メモ・要旨などの途中提出物(20%)、最終発表会におけるプレゼンテーション・司会・質問(50%)で評価をする。
学習目標の到達度90%以上でS、80%以上でA、70%以上でB、60%以上でC、60%未満をEの評価とする。最終発表を行わなかった者はE評価とする。
ただし、出席回数が2/3に満たない場合は/評価(評価の対象とならない)となる。
なお、資料の提出期限の遅れや中間発表欠席などは大幅な減点の対象となる。特に、要旨が期限内に提出されないと最終発表会への参加ができなくなる場合があるので十分に注意すること。


【教科書・参考書】
区分 書名 著者名 発行元 定価
参考書 PowerPoint2016クイックマスター   ウイネット 2160円
参考書 マッキンゼー流プレゼンテーションの技術 ジーン・ゼラズニー 東洋経済新報社  


【その他の教材】
授業資料は、授業支援システム上で公開する。また、必要に応じて印刷物を配布する。


【担当教員への連絡方法】
原則、質問などは授業時間内に行うこと。
授業時間外の連絡手段としては、授業支援システムの掲示板を利用する。
詳細はガイダンス時に案内する。

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