授業内容・計画(詳細)の情報


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【基本情報】
2018年度 春学期  
授業科目名 モバイルアプリケーションプログラミング
曜日 時限 月-3
テーマ スマードデバイスのソフトウェアを開発する
キーワード モバイルアプリケーション スマートデバイス ソフトウェア開発


【授業要旨または授業概要】
 
現在では、生活のツールとして携帯電話を含むスマートデバイスが日常生活に非常に浸透している。スマートデバイスを動かすソフトウェアは、デスクトップのPCと同様に、基本ソフトウェアのOSとアプリケーションソフトウェアの2つに分けることができる。特に、アプリケーションソフトウェア(モバイルアプリケーションソフトウェア)は日々膨大な数が世界中のプログラマによって開発され、様々な生活の場面に特化したアプリが、無料または有料でインターネット上から入手可能となっている。

本講義では、モバイルアプリケーションを使う側から開発する側に視点を切り替え、基礎からモバイルアプリケーションの開発方法を学ぶ。iOSとAndroidの両方のOSに対応したアプリを開発するために、HTML5、CCS、JavaScriptを用いたハイブリットアプリ開発のスタイルを採用し、WEBブラウザを通したクラウドサービスを活用していつでもどこからでもプログラミングできる環境を使用する予定である。

先修条件はない。「プログラミング」のいずれかの科目を履修したのと同程度のプログラミング経験があることを前提に授業を展開する。

この授業を通して「自ら考える力」と「情報処理力(問題解決力、論理力、ソフトウェア開発力)」を育成する。


【学修の到達目標】
◆授業で育成する力スキル

全学共通:自ら考える力(学習力、思考力、探求力)、成し遂げ力(工程管理力、
     実行と継続力、分析と修正力)

センター:情報処理力(ITによる付加価値の高い情報を生み出すための、論理力、
     問題解決力、ソフトウェア開発力)

◆学修の到達目標

4つの学習到達目標を設定して、各項目で育成する力・スキルは以下の通りである。詳細は別紙「成績評価基準」を確認のこと。

(1)プログラミングの基本要素
   HTML、CSS、JavaScriptの仕組みと使い方がわかる
   学習力

(2)プログラミングの機能連携
   JavaScriptを使って処理を組み込み、アプリの機能を作成できる
   学習力

(3)ユーザインターフェースとの連携
   見やすいデザイン、使いやすいデザインを設計できる
   思考力、論理力

(4)搭載センサとの連携
   GPS、加速度、ジャイロ、カメラなどのセンサの仕組みを理解し、
   プログラムを作成できる
   思考力、問題解決力、ソフトウェア開発力


力を付ける一番の方法は、サンプルプログラムを自ら打ち込み、動作をさせてみることを根気強く繰り返すことである。ただ資料や参考文献を見ているだけでは本当に身に付かない。体を動かして、繰り返しプログラムの動き方や仕組みを、試行錯誤しながら体得することを希望する。
添付ファイル:mobileappprog.pdf

【授業計画】
◆スケジュール
第1回 ガイダンス、授業の進め方説明
第2回 HTMLとCSSとJavaScriptの基礎知識
第3回 HTMLとCSSとJavaScriptのプログラミング
第4回 モバイルアプリケーションの開発、その概要
第5回 サンプルプログラミング
第6回 課題プログラミング1(中間発表会1へ向けたアプリ開発)
第7回 中間発表会1(開発したアプリの発表会)
第8回 ユーザインターフェースの基礎学習
第9回 ユーザインターフェースを考慮したプログラミング
第10回 課題プログラミング2(中間発表会2へ向けたアプリ開発)
第11回 中間発表会2(開発したアプリの発表会)
第12回 搭載センサを考慮したプログラミング1
第13回 搭載センサを考慮したプログラミング2
第14回 最終発表会(課題プログラミング3)及びまとめ
◆予習・復習
第1回 ガイダンス、授業の進め方説明
    WEBブラウザとクラウドサービスの使い方
       事後学習(課題をもとに、レポートを作成する。作業4時間)

第2回 HTMLとCSSとJavaScriptの基礎知識
       事前学習(指定したWEBサイトと配布資料を読む。作業2時間)
       事後学習(課題、JavaScriptプログラムを提出する。作業2時間)

第3回 HTMLとCSSとJavaScriptのプログラミング
       事前学習(指定したWEBサイトと配布資料を読む。作業2時間)
       事後学習(課題、プログラムを提出する。作業2時間)

第4回 モバイルアプリケーションの開発、その概要   
       事前学習(指定したWEBサイトと配布資料を読む。作業2時間)
       事後学習(課題、プログラムを提出する。作業2時間)

第5回 サンプルプログラミング
       事前学習(指定したWEBサイトと配布資料を読む。作業2時間)
       事後学習(課題、プログラムを提出する。作業2時間)

第6回 課題プログラミング1(中間発表会1へ向けたアプリ開発)
       事前学習(指定したWEBサイトと配布資料を読む。作業2時間)
       事後学習(課題、プログラムを提出する。作業2時間)

第7回 中間発表会1(開発したアプリの発表会)  
       事前学習(指定したWEBサイトと配布資料を読む。作業2時間)
       事後学習(課題、修正プログラムを提出する。作業2時間)

第8回 ユーザインターフェースの基礎学習
       事前学習(指定したWEBサイトと配布資料を読む。作業2時間)
       事後学習(課題、プログラムを提出する。作業2時間)

第9回 ユーザインターフェースを考慮したプログラミング
       事前学習(指定したWEBサイトと配布資料を読む。作業2時間)
       事後学習(課題、プログラムを提出する。作業2時間)

第10回 課題プログラミング2(中間発表会2へ向けたアプリ開発)
       事前学習(指定したWEBサイトと配布資料を読む。作業2時間)
       事後学習(課題、プログラムを提出する。作業2時間)

第11回 中間発表会2(開発したアプリの発表会)
       事前学習(指定したWEBサイトと配布資料を読む。作業2時間)
       事後学習(課題、修正プログラムを提出する。作業2時間)

第12回 搭載センサを考慮したプログラミング1
       事前学習(指定したWEBサイトと配布資料を読む。作業2時間)
       事後学習(課題、プログラムを提出する。作業2時間)

第13回 搭載センサを考慮したプログラミング2
       事前学習(指定したWEBサイトと配布資料を読む。作業2時間)
       事後学習(課題、プログラムを提出する。作業2時間)

第14回 最終発表会(課題プログラミング3)及びまとめ
       事前学習(指定したWEBサイトと配布資料を読む。作業2時間)
       事後学習(課題、修正プログラムを提出する。作業2時間)
◆集中授業の期間
なし

【履修上の注意点】
特に先修条件はありませんが、「プログラミング」のいずれかの科目を履修したのと同程度のプログラミング経験があることを前提に授業を進めます。特に、JavaScriptのプログラミング能力を必要とする授業です。

授業中にJavaScriptを基礎から教える時間は設けていないので、インターネット上のソースコードを参考にしたり、図書館で参考書籍を借りて独学するなり、能動的な学習を継続することを期待しています。

【成績評価の基準および方法】
日々の授業の課題や活動(50点)、中間発表会(10点 x 2回)、最終発表会(30点)に配分して点数をつけます。

授業課題・活動の50点の内訳は、上記【学修の到達目標】のところで示した4つの学習到達目標を基準にして、点数をつけます。

授業課題・活動(50点)の内訳、評価の割合

 (1)プログラミングの基本要素(10%)
 (2)プログラミングの機能連携(20%)
 (3)ユーザインターフェースとの連携(30%)
 (4)搭載センサとの連携(40%)

満点を100点とし、最終的に、S(90点以上)、A(89-80点)、B(79-70点)、C(69-60点)、E(59点以下)、/(出席日数が授業回数の3分の2に満たない場合、プレゼンテーション未発表の場合、レポート未提出の場合)で評価します。


【教科書・参考書】
区分 書名 著者名 発行元 定価
参考文献 クラウドでできるHTML5ハイブリッドアプリ開発 永井 勝則 翔泳社 3,240


【その他の教材】
毎回配布するプリントやインターネット上のWEB教材を中心に授業を進めます。予習復習のためにインターネットを活用した情報検索も重要になります。上記の書籍は、参考文献としての位置付けです。


【担当教員への連絡方法】
質問などの連絡は次の手段で随時受け付けます。

1)電子メール tanaka.m [] tokai-u.jp へ質問や問い合わせをメール送信して下さい。
 (スパム対策のため[]の部分はアットマークに変更して下さい。)
 メールを送信する場合は、件名に「曜日・時限、授業名」を明記して下さい。
 またメールの本文には、「学番、氏名、問い合わせ内容」を明記して下さい。

2)使用Webサイト
 http://mtlab.ictedu.u-tokai.ac.jp/
 http://ictedu.u-tokai.ac.jp/

3)授業時間中はもちろん、授業終了時にすぐに相談することもして下さい。

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