授業内容・計画(詳細)の情報


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【基本情報】
2018年度 春学期  
授業科目名 情報システム入門B
曜日 時限 金-4
テーマ ネットワークとマルチメディア活用スキルの習得
キーワード インターネット セキュリティ マルチメディア


【授業要旨または授業概要】
 
社会生活のあらゆる場面でコンピュータが活用され、コンピュータの操作能力は必須のものとなっている。
この授業では、コンピュータの初心者がコンピュータを利用するうえで必要となる基礎知識およびコンピュータの基本操作の習得を目標とする。
具体的には、コンピュータネットワークのしくみ・セキュリティおよびネットワークを利用する上でのルール・マナーについて学ぶと共に、WWWを利用した情報検索と収集・情報発信の実習を行う。また、マルチメディアに関する基礎知識や
効果的な利用法について学習する。
この授業を通して「自ら考える力」と「情報リテラシー力(情報技術の基礎力)」を育成する。


【学修の到達目標】
◆授業で育成する力・スキル
全学共通:自ら考える力
センター:情報リテラシー力

◆具体的な到達目標

1) コンピュータの基本操作を習得し、インターネットを活用した様々なアプリ・サービスを自らの目的に応じて選択・利用することができる 20%
2) インターネットの基本的な仕組みを理解し、家庭・個人が家庭内LAN及びインターネット接続する上で重要なキーワードを説明できる 30%
3) コンピュータやインターネットを安全安心に利用するための方策を提示できる 30%
4) ディジタルコンテンツ制作のための基礎知識を理解し、初歩的なコンテンツを実際に制作できる 20%
添付ファイル:情報システム入門B.pdf

【授業計画】
◆スケジュール
第1回 ガイダンス
第2回 パソコンとインターネットの活用
第3回 インターネットと情報モラル
第4回 インターネット接続の方法
第5回 家庭内LANの構成とその活用
第6回 インターネットを実現する技術
第7回 セキュリティ(1) ネットワーク上の脅威と脆弱性
第8回 セキュリティ(2) 基本的な対策手法
第9回 セキュリティ(3) 暗号化とその活用
第10回 ディジタルデータの表現
第11回 ディジタルコンテンツ制作のための基礎(1) 画像
第12回 ディジタルコンテンツ制作のための基礎(2) 音声・音響
第13回 ディジタルコンテンツ制作のための基礎(3) その他
第14回 試験及びまとめ
◆予習・復習
第1回 ガイダンス
事前学習:シラバスを確認すること
事後学習:インターネットが個人や社会でどのように活用されているか考えてくること

第2回 パソコンとインターネットの活用
事前学習:パソコンの基本操作(タイピングを含む)を確認・練習してくること
事後学習:現在インターネット上で展開されている様々なサービスのうち、あなたの学習や生活、将来の仕事に有益と思うものを取り上げ、その特徴と課題をまとめること

第3回 インターネットと情報モラル
事前学習:最近ニュースになった、インターネット利用に関する問題や犯罪について調べてくること
事後学習:事前学習で調べた問題や犯罪、もしくは授業で取り上げられた問題や犯罪について、防止・抑止するための対策を考えてくること。

第4回 インターネット接続の方法
事前学習:各人もしくは家庭でのインターネット接続契約の状況を調べてくること。契約先キャリア・プロバイダなど。
事後学習:モバイル接続を含め、多様なインターネット接続の方法それぞれの特徴を比較できるよう、まとめること。

第5回 家庭内LANの構成とその活用
事前学習:各家庭や研究室等においてLANの構成状況を調べてくること。どのような機器が接続されているか。
事後学習:家庭内LANを構成する方法、必要な機器、具体的なメリット(実用例)などをまとめること。可能であれば自宅で試すこと。

第6回 インターネットを実現する技術
事前学習:あなたが手紙を送付するとき、相手に届くまでどのような人や組織・機械がどのような役割で関わっているか、考えてくること。
事後学習:代表的なプロトコルの役割について説明できるようまとめること

第7回 セキュリティ(1) ネットワーク上の脅威と脆弱性
事前学習:インターネットを利用していて不安に感じたことをリストアップしてくること
事後学習:話題となったセキュリティインシデントを取り上げ、その背景にある脅威と脆弱性を調べてくること。

第8回 セキュリティ(2) 基本的な対策手法
事前学習:各個人・家庭において、セキュリティ対策として実際に行っていることを調べてくること
事後学習:各個人・家庭における最低限取り組むべき具体的なセキュリティ対策をまとめること

第9回 セキュリティ(3) 暗号化とその活用
事前学習:生活の中で暗号化が使われている事例を調べてくること。
事後学習:暗号化の基本的な考え方と具体的な技術・プロトコルをまとめてくること。

第10回  ディジタルデータの表現
事前学習:各自のスマートフォンやパソコンにあるデータにはどのような種類があるか、確認してくること
事後学習:数値・文字・画像等の基本的なデータ表現方法をまとめておくこと。

第11回 ディジタルコンテンツ制作のための基礎(1) 画像
事前学習:編集したい画像・写真を用意してくること
事後学習:解説及び体験内容を踏まえ、各自で編集を進めてみること

第12回 ディジタルコンテンツ制作のための基礎(2) 音声・音響
事前学習:編集したい音声・楽曲を用意してくること
事後学習:解説及び体験内容を踏まえ、各自で編集を進めてみること

第13回 ディジタルコンテンツ制作のための基礎(3) その他
事前学習:各自が普段閲覧しているWebサイトのデザインや使い勝手を評価してみること
事後学習:開設及び体験内容を踏まえ、デザインのあるべき姿について各自の考えをまとめること

第14回 試験及びまとめ
事前学習:試験に備え、授業内容全般を総復習すること
事後学習:まとめの内容を踏まえて、試験問題や授業内容を再度確認し、知識・スキルの定着を図ること
◆集中授業の期間
 

【履修上の注意点】
・先修条件はない
・履修希望者が多い場合は、初回ガイダンスで抽選を行うので、必ず出席すること

(1)適宜、具体的な例題を用いてコンピュータ実習を実施する。
(2)授業内容に即した課題やレポートの作成を課す。
(3)特に、初心者は授業中の実習を円滑に行えるように、空時間を利用してコンピュータの操作練習を積極的に行うこと。
(4)欠席のリカバリーは各自の責任で行うこと

【成績評価の基準および方法】
各到達目標の達成度を以下の方法・比重により評価し、成績素点とする:
・課題(事前・事後) 50%
・授業内試験(小テストを含む)50%

成績素点90点以上は「S」、80点以上90点未満は「A」、70点以上80点未満は「B」、60点以上70点未満は「C」、60点未満を「E」とする。
但し、出席回数が授業回数の2/3に満たないとき、または、定期試験未受験の場合は、成績素点に関わらず「/(評価なし)」となる。


【教科書・参考書】
区分 書名 著者名 発行元 定価
参考書 ICT入門 東海大学技術支援課 東海大学技術支援課 780


【その他の教材】
授業支援システム等で授業資料を公開する。必要に応じてプリントを配布する。
そのほか、有益なWebサイトも適宜紹介する。


【担当教員への連絡方法】
情報教育センター

質問・相談は、授業時のほか、下記電子メールアドレスで受け付ける。
miyakawa@tokai.ac.jp
メールでの質問・相談の際は、適切な表題を付けるとともに、メール本文先頭に、学生証番号・氏名・授業名を明記すること.また、電子メール以外のコミュニケーションツールについても別途案内する。

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