授業内容・計画(詳細)の情報


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【基本情報】
2018年度 秋学期  
授業科目名 プログラミング基礎B
曜日 時限 水-3
テーマ C#によるプログラミングの基本
キーワード プログラミング オブジェクト指向 ウィンドウズGUI


【授業要旨または授業概要】
 
 本講義はコンピュータでプログラムを用いてデータ処理を行うための基礎的知識および基本技術、問題解決への適用技術の習得を目的としている。オブジェクト指向設計の考え
方の学習を重視している。

 具体的には、オブジェクト指向プログラミングの基礎およびプログラミング言語の基礎
を段階的に学習し、その文法を用いた小規模プログラムの設計、作成、実行を繰り返しな
がらプログラミング技術を習得していく。

 プログラミング言語にはC#言語を用いる。C#言語は、C++やJavaを基本に作られた新しい言語で、ISO(国際標準化機構)やJIS(日本工業規格)で制定されており、今後の利用が期待されている。

さらに、Windows用ソフトウェアの作り方の解説と実習も行う。
CやJavaの基本的な学習では、文字をベースとしたプログラムを扱うが、C#およVB(Visual Basic)の学習では、普段使っているようなGUIベースのプログラムを扱うため、実用的なWindows用ソフトウェア開発の学習に向いている。

 特にC#は、C++, Java, Delphiなどの優れた特徴を参考にして作られた新しい世代のプログラミング言語で、Windowsだけでなく、Xbox360やWindows Phoneのソフトウェア開発にも使える。

 プログラム開発環境には、Windows上のVisual Studio 2013を用いる。



【学修の到達目標】
◆授業で育成する力スキル
全学共通:自ら考える力・成し遂げ力

情報教育センター:情報処理力
◆学修の到達目標
(1) ソフトウェア開発の手順を理解して、実践できる(成し遂げ力)

(2) 問題を要素に分け、データや処理に置き換えて記述できる(自ら考える力、情報処理
力)

(3) 目的にあった適切なクラスを設計できる(自ら考える力)

(4) オブジェクト指向設計の概要を理解している(情報処理力)

(5) GUIプログラムの動作原理を理解して、設計できる(自ら考える力)

上記の到達目標の評価基準については、添付資料を参照のこと

添付ファイル:2013_C#GUI.pdf

【授業計画】
◆スケジュール
学生の習熟度やプログラミングスキルを判断し、授業内容を適宜変更してより、効
果的な内容で実施したい。


講義終了後に、課題を出題する。各自、次回の授業まで課題レポート作成・プログ
ラミ
ング実習を含めて、4時間程度の復習・予習を行うこと。


回: 内容

 1: ガイダンス,プログラミングとは何か,C#の特徴

 2: プログラミングの基礎知識,Visual Studioの基本操作

 3: C#プログラミング入門1 C#の基本文法

 4: C#プログラミング入門2 入出力

 5: C#プログラミング入門3 配列

 6: C#プログラミング入門4 分岐

 7: C#プログラミング入門5 繰り返し

 8:画面デザインの基本(基本的なフォーム)

 9:画面デザインの基本(基本的なプロパティ)

10: GUIプログラミング入門1 フォーム表示

11: GUIプログラミング入門2 割り込み処理

12: GUIプログラミング入門3 タイマー

13: プログラムの製作1

14: プログラムの製作2

◆予習・復習
講義終了後に、課題を出題する。各自、次回の授業まで課題レポート作成・プログ
ラミング実習を含めて、4時間程度の復習・予習を行うこと。
多言語のプログラミン手法について、比較検討し、汎用性の高いプログラミングのスキルを身に着けるように努力すること!
◆集中授業の期間
 

【履修上の注意点】
※初回ガイダンス参加者以外は原則として履修を認めない。
 履修希望者が多い場合は、初回ガイダンス時に抽選をおこなう。
抽選結果は情報教育センターWebサイトの空席情報で発表する。
各自で確認すること(http://ictedu.u-tokai.ac.jp)


 基礎と表記しているが、C#プログラミングの基礎であって、情報教育センター開講科目である「ICT入門」・「プログラム入門」レベル以上のコンピュータスキルを身に着けていることが、望ましい。
 また、基礎数学における関数に関する概念については、理解しているものとして講義を進めるので、あらかじめ確認しておくこと。

 授業は、PC上でのプログラム演習を中心として行う。
 C#プログラミングの解説と同時に、VisualStudioにプログラムの入力し、実行して結果を確認するという手順で行う。
 毎回の授業終了後、講義内容のまとめ、演習結果をレポートとして提出することを義務としている。提出をもって出席扱いとする。

 授業を欠席した場合には、速やかに担当教員に必ず連絡をとり、担当教員の指示のもと、授業支援システムで講義資料を確認して、次回の授業までに課題に取り組み、一週間以内に課題レポートを提出すること。


【成績評価の基準および方法】
・学則および学修に関する規則に則り2/3以上(10回以上)の出席が成績評価の対象

となる。

・大学が認める欠席の場合には欠席届けを提出すること。それ以外の欠席理由は考

慮しない。

・成績は次の比率で評価する。

テストは実施せず、授業ごとのレポート課題:60%、最終課題:40%

総合点を100点満点として、60点に満たない場合は不可とする。



【教科書・参考書】
区分 書名 著者名 発行元 定価
教科書 特に指定なし      
参考文献 特に指定なし      


【その他の教材】
学習支援システムを使用し、教材を配布する


【担当教員への連絡方法】
研究室:情報教育センター 第6研究室

詳細はガイダンス時に連絡する。

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