※この授業でのプログラミング言語: Excel VBA
この授業では、プログラミング言語を用いたソフトウェアの作成を通して、実践的なソフトウェア開発での基盤となるプログラミングスキルの基礎力を養うことを目標とする。
内容はプログラムの構造・記述形式、データの扱い(変数、配列)、式と演算、入出力、制御構文、サブルーチン(関数、メソッド)、簡単なアルゴリズム等を学習する。
実習では、プログラム要素と処理の流れを考慮し、エラーを修正できる力を養うことで、プログラミングによる論理的思考力や問題解決力を身に付ける。
VBA(Visual Basic for Applications)とは、Word・Excel・PowerPointなどからなるMicrosoft Officeスイート上で動作するプログラム(VBAアプリケーション/マクロ)を簡単に開発することが可能なプログラミング言語である。
VBAアプリケーションは、Microsoft Officeのある環境であれば、どこでも開発・実行が可能であることから、普段の業務・生活・学習をより効率的にするため、企業や家庭において多くの活用がなされている。
この授業では、今後それらの活用をおこなえるようになるための基盤として、以下に示すExcel VBAの基礎文法を中心に学習する。
1) VBAプログラミング開発環境(VBE)の用意とその活用
2) Excelオブジェクトとプロパティ・メソッドの操作
3) 基本処理(入力・計算・出力)
4) データの格納と変数の利用(配列の利用を含む)
5) 制御構文(選択・反復)
6) ユーザ定義の手続きと関数、その利用
7) ユーザインタフェースとイベント処理の基礎
|