授業内容・計画(詳細)の情報


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【基本情報】
2018年度 秋学期  
授業科目名 ディジタルイメージング
曜日 時限 水-2
テーマ ディジタル画像によるグラフィックデザイン
キーワード ディジタル画像 グラフィックデザイン マルチメディア


【授業要旨または授業概要】
コンピュータやインターネットによる近年の情報社会の背景となっているのは高度なマルチメディア技術の発展です。
この科目ではディジタル画像を使ったグラフィックデザインの実習を通して、マルチメディアコンテンツを制作する技術や視覚表現の基礎を学びます。具体的には、ペイント系ソフトウェア(Photoshop)を使って、ディジタルコンテンツの基本要素であるイラストの作成や写真の加工を入門レベルから行います。またドロー系ソフトウェア(Illustrator)を使って、地図、ロゴ、印刷物などを制作します。
この授業で学んだ知識や技術はwebデザインや印刷・出版のデザインなど他のマルチメディアの技術や表現に応用できます。
この授業で育成する力、スキルは「自ら考える力」、「情報リテラシー力(情報技術の基礎力)」および「情報発信するための創造力・表現力」です。
 


【学修の到達目標】
①ディジタル画像の基礎知識について理解する。[情報リテラシー力]
②ペイント系ソフトウェアとドロー系ソフトウェアを理解し、操作できる。[情報リテラシー力]
③ディジタル画像を使ったグラフィックデザインによる情報発信の考え方や表現を習得する。[自ら考える力][情報発信するための創造力・表現力]
上記の学習内容および評価基準の詳細については、別紙「成績評価基準」参照。
添付ファイル:成績評価基準DigiImg2018.pdf

【授業計画】
◆スケジュール
第1回 ガイダンス。ディジタル画像、視覚表現などについて概説。
第2回 ペイント系ソフト:Photoshopを使って簡単なイラストを描画する。
第3回 ペイント系ソフト:Photoshopを使ってイラストからLINE用スタンプを制作する。
第4回 ペイント系ソフト:画像の補正(Photoshopを使ってデジカメ画像の明るさ、コントラスト、諧調、色調などを補正する)。
第5回 ペイント系ソフト:画像の合成(Photoshopを使ってデジカメ画像を切り抜いて他の画像と合成する)。
第6回 ペイント系ソフト:画像解像度(画像解像度を理解し、Photoshopを使って1枚の画像からweb用画像と印刷用画像を作成する)。
第7回 ドロー系ソフト:ベクトル画像の特徴を理解する。Illustratorの基本操作を習得する。
第8回 ドロー系ソフト:Illustratorの基本操作を習得し、猫のイラストを描く。
第9回 ドロー系ソフト:Illustratorを使って地図を制作する。
第10回 ドロー系ソフト:Illustratorを使ってロゴを制作する。
第11回 ドロー系ソフト:Illustratorを使って写真を配置する。
第12回 グラフィックデザイン:文字、イラスト、写真などを配置したグラフィックデザインの作品を制作する。
第13回 印刷と出力:グラフィックデザインの作品を完成させ、紙とPDFで出力する。
第14回 作品の発表会(相互評価・講評・表彰)。授業全体のまとめ。
◆予習・復習
■第1回 ガイダンス(授業の目標)。ディジタル画像、視覚表現などについて概説。
事前学習:シラバスを確認すること。
事後学習:LINE用スタンプのイラストをスケッチしておく。
■第2回 ペイント系ソフト:Photoshopを使って簡単なイラストを描画する。
事前学習:事前に配布する「第2回配布教材」を予習しておく。
事後学習:LINE用スタンプのイラストを完成させておく。
■第3回 ペイント系ソフト:Photoshopを使ってイラストからLINE用スタンプを制作する。
事前学習:事前に配布する「第3回配布教材」を予習しておく。
事後学習:課題1「LINE用スタンプ」を完成させ、授業支援システムで提出する。 
■第4回 ペイント系ソフト:画像の補正(Photoshopを使ってデジカメ画像の明るさ、コントラスト、諧調、色調などを補正する)。
事前学習:事前に配布する「第4回配布教材」を予習しておく。
事後学習:授業中にできなかったところを完成させ、次週の質問事項を列挙しておく。
■第5回 ペイント系ソフト:画像の合成(Photoshopを使ってデジカメ画像を切り抜いて他の画像と合成する)。
事前学習:事前に配布する「第5回配布教材」を予習しておく。
事後学習:課題2「画像の合成」を完成させ、授業支援システムで提出する。
■第6回 ペイント系ソフト:画像解像度(画像解像度を理解し、Photoshopを使って1枚の画像からweb用画像と印刷用画像を作成する)。
事前学習:事前に配布する「第6回配布教材」を予習しておく。
事後学習:課題3「画像解像度の変更」を完成させ、授業支援システムで提出する。
■第7回 ドロー系ソフト:ベクトル画像の特徴を理解する。Illustratorの基本操作を習得する。
事前学習:事前に配布する「第7回配布教材」を予習しておく。
事後学習:授業中にできなかったところを完成させ、次週の質問事項を列挙しておく。
■第8回 ドロー系ソフト:Illustratorの基本操作を習得し、猫のイラストを描く。
事前学習:事前に配布する「第8回配布教材」を予習しておく。
事後学習:課題3「猫のイラスト」を完成させ、授業支援システムで提出する。
■第9回 ドロー系ソフト:Illustratorを使って地図を制作する。
事前学習:事前に配布する「第9回配布教材」を予習しておく。
事後学習:授業中にできなかったところを完成させ、次週の質問事項を列挙しておく。
■第10回 ドロー系ソフト:Illustratorを使ってロゴを制作する。
事前学習:事前に配布する「第10回配布教材」を予習しておく。
事後学習:課題4「地図」を完成させ、授業支援システムで提出する。
■第11回 ドロー系ソフト:Illustratorを使って写真を配置する。
事前学習:事前に配布する「第11回配布教材」を予習しておく。
事後学習:課題5「グラフィックデザインのためのラフスケッチ」を描いておく(次週提出)。
■第12回 グラフィックデザイン:文字、イラスト、写真などを配置したグラフィックデザインの作品を制作する。
事前学習:事前に配布する「第12回配布教材」を予習しておく。
事後学習:グラフィックデザインを進めておく。
■第13回 印刷と出力:グラフィックデザインの作品を完成させ、紙とPDFで出力する。
事前学習:事前に配布する「第13回配布教材」を予習しておく。
事後学習:課題6「グラフィックデザイン」を完成させ、授業支援システムで提出しておく。
■第14回 作品の発表会(相互評価・講評・表彰)。授業全体のまとめ。
事後学習:発表会の相互評価・講評を参考に自分が制作した作品を見直す。この授業の目標、学んだ知識・技術、応用分野などを考える。
◆集中授業の期間
 

【履修上の注意点】
定員オーバーの場合は初回ガイダンスで抽選(遅れてきた学生は次週の抽選)。
先修条件はありません。
「ディジタルパブリッシング」を履修する場合は、この授業を事前に履修しておくことを勧めます。
履修者の授業内容の理解度・到達度によって、スケジュールが変わることがあります。
データ保存のために、外部メモリ(USBメモリなど)を用意してください。

【成績評価の基準および方法】
成績評価は、授業内課題(合計100%)で評価します。 
課題の評価基準の詳細については、別紙「成績評価基準」参照。
ただし、2/3以上の出席がない場合には成績評価の対象としません。
到達度90%以上でS,80%以上でA、70%以上でB、60%以上でC、60%未満をEとします。


【教科書・参考書】
区分 書名 著者名 発行元 定価
参考書 ICT入門 東海大学 技術支援課 780円


【その他の教材】
ディジタル画像の基礎、課題の説明、ソフトの使い方などを記した教材(PDF)を授業支援システムで毎週配布します。ファイルの数が多いので、USBメモリなどに整理・保存してください。


【担当教員への連絡方法】
電子メールで受け付けます。アドレス:mhirokawa@tokai-u.jp
メールには【件名】に「講義名」「質問内容の要旨」,【本文】に質問者の「学番」「氏
名」「質問内容」を記載してください。

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