授業内容・計画(詳細)の情報


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【基本情報】
2018年度 秋学期  
授業科目名 ビジネスコンピューティングB
曜日 時限 木-2
テーマ ビジネスシーンにおける表計算ソフトウェアの利用・活用
キーワード 表計算ソフトウェア 関数の利用 グラフの作成


【授業要旨または授業概要】
 
 ビジネスでのコンピュータ活用においては、オフィスアプリケーションの利用が核となっている。オフィスアプリケーションとは、ワードプロセッサ(文書作成・編集)、表計算(集計・分析・グラフ作成)、プレゼンテーション(情報の編集・配置、スライドショー)、データベース(情報の蓄積・検索)を代表とする、ビジネス上で最も利用されているアプリケーションソフトウェアを指し示す。大学の中ではこれらオフィスアプリケーションを使って課題やレポート、ポスターや卒業論文などを作成する場面が数多くあるが、ビジネスでは、書式の決まった公文書を繰り返し作成したり、意思決定を支援する報告書やプレゼンテーション資料を作成するなど、オフィスアプリケーションを使用する目的や考え方、さらに使用する機能まで異なることが多い。

 本科目は、これらビジネス上のオフィスアプリケーション利用の内、表計算を用いた集計表の作成と分析、およびグラフの作成について、実習を交えて授業を行う。学習においては、基本的な集計表の作成から始め、関数を用いた計算、グラフの作成、他者が利用する表の作成、などの内容が含まれる。

 なお、操作技術についてはサーティファイExcel表計算処理技能認定試験に対応した内容を行う。ビジネス利用における考え方や基礎的利用方法から応用的利用方法までを実習を通して学習していく科目であり、過去問演習のみを行うような試験対策講座ではない。


【学修の到達目標】
◆授業で育成する力・スキル
 全学共通:成し遂げ力
 情報教育センター:情報リテラシー力

◆学修の到達目標
 1.表計算の仕組みと基本的な操作方法を理解する。
 2.与えられたデータを適切な表にまとめ、必要な計算を数式や関数によって行える。
 3.データと表現したい内容を的確に表現するグラフを作成できる。
 4.他者が効率よく作業を行うための表を作成し、提供できる。
 5.数式・関数・グラフを用いて、基本的なデータの分析が行える。

【授業計画】
◆スケジュール
※シラバスは予め印刷して持参、またはPDFを自身所有のPCやスマートフォンにダウンロードして、初回授業に参加すること。

第1回 ガイダンス・教科書と問題集の購入方法・表計算ソフトウェアの学習利用とビジネス利用の違い
第2回 Excelの画面構成、起動と終了、データの入力、数式の入力
第3回 絶対参照と相対参照
第4回 表の編集、ページ設定、印刷
第5回 グラフの作成
第6回 図形の作成、ブックの管理
第7回 関数(1) 統計関数、数学/三角関数、論理関数、日付関数
第8回 データベース機能、前半のまとめ
第9回 入力補助機能
第10回 関数(2) 文字列操作関数、データベース関数、検索/行列関数、統計関数、情報関数
第11回 グラフの拡張機能、複数ワークシートの集計
第12回 データベース機能、ピボットテーブル
第13回 処理の自動化
第14回 実践力確認試験及びまとめ
◆予習・復習
※毎回、課題を課す。単に一度課題を行うだけでなく、数日後に同じ課題を繰り返し行い、知識定着のため毎週4時間程度の課題実習時間を確保すること。

第1回
 事前学習:シラバスの確認(1時間)、サーティファイ「Excel表計算処理技能認定試験」の内容調査(1時間)
 事後学習:サーティファイ「Excel表計算処理技能認定試験」過去問のダウンロードと、ビジネス利用の特徴の確認(2時間)

第2回
 事前学習:なし
 事後学習:教科書第1章練習問題の実施(4時間)

第3回
 事前学習:なし
 事後学習:教科書第2章練習問題の実施(4時間)

第4回
 事前学習:なし
 事後学習:教科書第3章、第4章練習問題の実施(4時間)

第5回
 事前学習:なし
 事後学習:教科書第5章練習問題の実施(4時間)

第6回
 事前学習:なし
 事後学習:教科書第6章練習問題の実施(4時間)

第7回
 事前学習:なし
 事後学習:教科書第7章練習問題の実施(4時間)

第8回
 事前学習:なし
 事後学習:教科書第8章練習問題の実施(4時間)

第9回
 事前学習:教科書総合練習問題(2時間)
 事後学習:授業支援システム上に提示した練習問題の実施(2時間)

第10回
 事前学習:なし
 事後学習:授業支援システム上に提示した練習問題の実施(4時間)

第11回
 事前学習:なし
 事後学習:授業支援システム上に提示した練習問題の実施(4時間)

第12回
 事前学習:なし
 事後学習:授業支援システム上に提示した練習問題の実施(4時間)

第13回
 事前学習:なし
 事後学習:授業支援システム上に提示した練習問題の実施(4時間)

第14回
 事前学習:問題集中の指定問題の実施(2時間)
 事後学習:実践力確認試験の自己採点および未完了事項の実施(2時間)
◆集中授業の期間
 

【履修上の注意点】
先週条件はないが、「ICT入門」を履修済みか同等の知識を有することが望ましい。

初回ガイダンス参加者以外は履修を認めない。
事情によりガイダンスを欠席する場合 には、事前に連絡をすること。ガイダンス実施日以降の連絡による履修は一切認めない ので注意すること。
履修希望者が多い場合は、初回ガイダンス時に抽選をおこなう。

指定の教科書と問題集の購入が履修の条件となる。

【成績評価の基準および方法】
学則および学修に関する規則に則り2/3以上の出席が成績評価の対象となる。 
大学が認める欠席の場合には欠席届けを提出すること。それ以外の欠席理由は考慮しない。

成績は、下記の比率で評価する。
1.授業時間内に行う実習や授業外課題の提出(60%)
2.実践力確認試験の結果(40%)

合計60%以上で単位を付与する。
ただし、課題が全て合格であっても実践力確認試験に参加しなかった場合には単位を付与しない。


【教科書・参考書】
区分 書名 著者名 発行元 定価
教科書 ガイダンス日に購入方法含め紹介する      


【その他の教材】
教科書、問題集付録のCD-ROMを使用する。


【担当教員への連絡方法】
欠席連絡や質問などは電子メールで受け付ける。
なお、即日の返信はできない場合があるため、時間に余裕を持って連絡をすること。

アドレス:sirasawa@tokai-u.jp
件名:ビジネス表計算

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