第01回:ガイダンス
・コンピュータの基本構成と動作原理、実習環境設定
・データの内部表現(10進数、2進数、8進数、16進数、文字コード)
第02回:プログラムの基本概念とデータの入力、計算、答えの書き方(1)
・プログラムの作成・翻訳・実行の基本操作(Visual Studio の基本操作)
・データの型と変数、標準入出力命令
・変数の定義、代入と入力命令、和・差・積・商(四則)の計算、出力命令
・プログラム作成の基本的な順番
・=の役割、各種計算式の書き方、わかり易い入出力命令の書き方
例題01.メッセージを出力する
例題02.二つのデータを入力し、和・差・積・商の計算後、答えを出力する
練習01.円の面積、球の表面積、球の体積を求める
課題01.台形の面積と円錐の体積を求める
第03回:データの入力、計算、答えの書き方指定出力(2)
・余り、べき乗、各種関数の計算式の書き方と( )の役割
練習02.複利計算による元利合計の計算(べき乗の計算)
練習03.2次方程式の根を求める(平方根の計算)
練習04.sin(x), cos(x), tan(x) の値を計算し小数点以下5桁まで表示する
課題02.3辺の長さから三角形の面積を求めて小数点以下3桁まで表示する
課題03.木からの水平距離と仰角から木の高さを求めて小数点以下3桁までを
表示する
第04回:繰り返し回数がわかっている場合の繰り返し命令( for文 )
例題03.1からnまでの合計を求める
例題04.小数点以下6桁までを表示する三角関数表を作成する
練習05.1からnまでの偶数と奇数の合計を求める
練習06.nの階乗を求める
練習07.初速V0で真上に投げ上げたボールの高さを0秒から6秒まで0.2秒毎に
計算し、時間と高さを表示させる
課題04.n,n2,n3,nの平方根,nの立方根 の数表を作成する
課題05.eの近似値をnが1から12まで変えながらn,n!,1/n!,e,誤差の
値を一覧表として表示させる
第05回:繰り返し回数がわからない場合の繰り返し命令( while文 )
例題05.お小遣いの計算(初日に1円を貰い、翌日は前日の倍のお小遣い貰う
事を繰り返し、100万円を超えるお小遣いを貰える日は何日目かとお
小遣いの額を求める)
練習08.複利計算の元利合計が単利計算による元利合計の2倍になる年は何年
後で、その時の金額はそれぞれいくらかを求める
課題06.eの近似値を、1/n! の値が10の-16乗より小さくなるまで求めて小数
点以下17桁まで出力する
第06回:条件判定命令( if 文 とswitch 文 )
例題06.テスト3科目の平均点を求め、成績評価を出力する
例題07.1~12月の月を入力して、その月の日数を出力する(switch文)
練習09.2次方程式の根を判別式によって分類し、答えを出力する
練習10. 西暦の年を入力して、その年がうるう年か平年かを判定して出力する
課題07.身長と体重から身体比(BMI)を求めて体型を判定して出力する
第07回:中間試験
第08回:*中間試験の解答と解説
多量データの取り扱い(配列)
例題08.10個の測定データの平均値と個々のデータと平均値との差を求める
練習11.例題06に分散値と標準偏差を求めるプログラムを追加する
課題08.30個の測定データの平均値、分散値、標準偏差、誤差範囲を求める
第09回:データファイルの取り扱い(1)と文字データ(ファイルからのデータ入力)
例題09.データファイルにある30個のデータを読み取って1行に10個のデータ
を5行で表示する。
練習12.40人分の医師の履歴データをデータファイルから読み取って、一覧表
として表示させる(文字データの取り扱い)
課題09.水平尾翼の板厚をマイクロメータで測定した50個のデータがファイル
に保存されている。このデータを読み取って水平尾翼の平均板厚値、
分散値、標準偏差、誤差範囲を求めて表示する
第10回:データファイルの取り扱い(2)(ファイルへのデータ出力)
例題10.角度xを0°から90°まで0.1°毎に変化させた三角関数表をデータ
ファイルへ出力する
練習13.キーボードから20人分の氏名、年齢、性別、出身地、身長、体重の
データを入力してデータファイルに出力した後に、そのデータを読み
取って画面に表示させる
課題10.大砲の発射角θと初速V0が与えられた時、砲弾の位置(x,y)を発
射(t=0秒)から着弾するまで0.1秒ごとに計算して、t,x,yの値
をデータファイルへ出力後、Excelで砲弾の軌道をグラフ表示する
第11回:最大値、最小値の求め方とデータの並び替え(ソート)
例題11.10日間の気温を測定したデータから最高気温とその日を求める
練習14.例題11のデータから、最低気温とその日を求める
練習15.変数aと変数bに入っているデータを入れ替える
課題11.最小値を求める方法とデータの入れ替えを組み合わせて、10日間の気
温データを気温の低い順に並び替えて表示する
第12回:関数の定義とその利用方法(1)
例題12.2点間の座標データ(x1,y1)と(x2,y2)の距離を求めるプログラムを関
数f(x,y) として定義し、主プログラムで呼び出してn点の座標を結
ぶ距離を効率的に計算する
例題13.y = ax2 + bx + c の区間x[-10, +10] の面積をシンプソンの1/3公式
を使って求める
練習16.区間 x[0, π/2]の範囲における y=sin(x)+cos(2x) の面積をシンプ
ソンの1/3公式を使って求める
課題12.弾丸を発射した時のライフル銃身内のガス圧分布測定データから銃口
を出た時の弾丸の速度を求める
第13回:関数の定義とその利用方法(2)
・戻り値がある関数と戻り値がない関数の定義と利用
・ポインターの概念
例題14.n個のデータの平均値、分散値、標準偏差、誤差範囲を求める関数プ
ログラムを定義し、医師の身長と体重をデータファイルから40人分を
読み取って、効率よく身長と体重の平均値、標準偏差、誤差範囲を表
示させる(戻り値が複数ある関数の定義と利用)
例題15.2変数に格納されているデータを入れ替える関数を定義し、利用する
(戻り値がない関数の定義と利用)
第14回:まとめ
※【重要項目】:毎回の授業出席時には、必ず、復習・予習と課題実習で4時間の勉強
を行う事!(講義出席条件です!) |